歯科において、プラセンタ療法は、舌が痛い、歯周病、抜歯後に長く続く痛み、口がかわく、インプラントの骨密度不足の場合などといった症状に有効です。
歯科でプラセンタ注射を行う場合は、週に1~2回、1回につき2アンプル行うのが基本です。
<<プラセンタ療法は3種類 >>
歯茎 あるいは、三角筋前半部にプラセンタ注射 (1週間に2アンプル) <胎盤製剤MELSMON>
医療機関専売のプラセンタ錠剤 (1日4錠) <メルスモン ピュアカプセル>
濃縮プラセンタエキスドリンク (3日に1本)
胎盤は、1個の受精卵からおよそ10ヶ月で60~70兆個まで細胞を増殖させ、胎児を形成する臓器です。胎盤は、胎児細胞が増殖する過程で、様々な細胞増殖因子やサイトカインを合成し分泌しています。
従って、胎児細胞の成長に必要な細胞増殖因子やサイトカインは胎盤においてのみ全種同定することが出来ます。その他、胎盤の中には、様々な有効成分、栄養成分、活性物質が含まれており、胎盤の薬効は古くか ら注目されていました。
胎盤の中に含まれている有効成分
具体的には、胎盤の中には、下記のような有効成分が含まれていることが分かっています。
タンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、様々な酵素、 各種成長因子(肝細胞増殖因子、神経細胞増殖因子、上皮細胞増殖因子、線維芽細胞増殖因子、コロニー形成刺激因子、インシュリン様成長因子、インターロイキンなど)